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だれかがだれかを信頼するって、ホント難しいですよね・・・・・。
人間同士でさえ難しいようですものね。
まして犬のわたしを信頼して、というのは虫のいい(犬のいい?)話かもしれません。
でも、信頼ってもともとは相手を「信じて頼りにする」ことだって聞いています。
「信じて頼む」ということでもあるみたいですね。
何を信じて何を頼むのかはわかりませんが、そう聞くとなおさら難しそうです。
生意気なことを言うようですけれど、
ただここでひとつ大事なことがあるような気がしています。
本当の信頼ってその期待に応えられなかった時に試される気がするのです。
期待に応えられなかった途端に壊れてしまうような信頼って、一体何なのか・・・・。
相手のすべてを受け入れることは難しいことかもしれません。
ただし、こうは言えるかも。
本当の信頼って、相手の期待する「思い」に対して必死で努力し、
応えてあげようとする「思い」のことなのではないかなって。
つまり「思い」と「思い」のやり取りであって、
形や結果は二の次といえるような気がするのです。
「お前を信頼している」
「君を信頼しているぞ」
「あなたを信頼しているわ」
確かに人間は大事な時によく、この言葉を相手に投げかけるようです。
でもそれに対する結果が伴わなかった時、
途端に信頼を裏切っただの、傷つけただのと言って責めてしまうことが多いようです。
何か恋愛とも似てますよね。
相手に何かを求めるのではなく、自分が相手の幸せを思う気持ちとでもいうのかな。
だから信頼って、本当は気持ちの良いものだと思うのです。
信頼されるだけで幸せな気持ちになれるものだと思うのです。
それが本当の信頼だと思うのです・・・・。
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